スケールの練習の重要性

 新型コロナウイルスの影響で、コンサートの仕事がなくなってしまい、練習する目的を失ってしまったので、ここ1か月余は普段弾かないような曲をパラパラと弾いていました。
先日のオンラインコンサートでベートーベンのトリオ他を演奏することになったため、ちゃんと練習しようと思ったら、鍵盤に指が入らない!・・・正確に言えば弾けていないわけではないのですが、響きのある音が出ていないのです。次の日には指と指の間の筋肉痛が発生しました。ここの筋肉が落ちていたようです。

 練習を怠ると筋肉は落ちる

 ロマン派の曲を演奏するときは感情を表現することが先に出るので、指や手の状態は後回しにされてもどうにか表現できるかもしれないけれど、古典の曲はそうはいかないようです。第一に曲中に音階(スケール)が多いです。そして、バロックと比べてと音域も広いので、結構ダイナミックに音階が曲の中に展開されています。自分の手の都合で音階にむらがあったりころがっていては古典の美しさが表現できないですよね。

 音階を弾くときはほぼ必ずお隣りの指を動かすことになるので、指の分離がとっても必要になります。筋肉が落ちていると指の動きが鈍り、分離もおぼつかず、鍵盤をしっかりタッチできないことに繋がっているみたいです。

 ハノンにも音階の練習はありますが、指使いがパターン化されているため、楽曲の中で音階を弾くということと別物に感じます。ハノンやエチュードに加えて古典のソナタを基礎練習に入れる必要がありそうです。こうなると、基礎練習に果たしてどのくらい時間がかかってしまうのでしょうか・・・!

音階の練習はすべての表現につながる!


5/24 ツイキャスコンサートご視聴いただきありがとうございました!

5/24の初の生放送コンサートが終了しました。急遽企画したにもかかわらず、たくさんの方にご視聴いただき感謝の思いでいっぱいです。
会場にお客様はいらっしゃらないにもかかわらず、会場は妙な緊張感に。マイクのセッティングやら、電波を通して聴いた時のバランスなど、チェックしなければいけない点はより多かったです。慣れていない、ということに尽きるかもしれません。

演奏中に画面に現れる皆様からの激励のお言葉を拝見しながらのコンサート。すべてが新しいことだらけでした。本当に応援ありがとうございました!!!!!

また追って感じたことなどを記事にしていきたいと思います。

6/7まではチケットを購入していただけたらご視聴できます。もしご興味を持たれた方は、以下のアドレスにアクセスしてみてください。
https://twitcasting.tv/c:tamura0160/shopcart/5806


追記:5/24ツイキャス配信コンサートについて

ツイキャスコンサートまであと4日となりました!
ツイキャス配信はリアルタイムコンサートですが、もしご都合が合わずコンサートの時間に視聴できない、あるいは視聴できなくなってしまった場合でも、チケットをご購入いただいた方には2週間コンサートの録画をご覧いただけるようです。ですので、安心してお買い求めいただければと思います。

引き続きお申込みお待ちしております!

このコンサートを企画してくれた田村哲さんのHPに今回演奏させていただけるホールの写真なども掲載されています。→https://ameblo.jp/satoshi-tamura/entry-12596649191.html


5/24生配信コンサート開催決定!

2020年5月24日14:00~より、ツイキャスプレミア配信にて、無観客のトリオコンサートの開催が決まりました!!

同じ空間で音楽を共有することはしばらく出来ません。でも音楽家たちは、本当に誰かと一緒に音楽を奏でたい、同じ感情を味わいたい。その気持ちは止まりません。この今の状況をきっかけに、新しい形態が生まれていくかもしれません。このコンサートが一つの新しい形であったらうれしいです。

なにより私自身が久しぶりのコンサートにワクワクしています!是非ご視聴ください!

視聴の申し込みは以下のリンクからお願い致します。
https://twitcasting.tv/c:tamura0160/shopcart/5806