オーボエとピアノによる現代曲をアップしました。

 私のもう一つの活動であるDuo Epitaph(デュオ・エピタフ)の演奏動画です。Duo Epitaphはスイス留学時代に、同時期にスイス政府の奨学生であったオーボエ奏者の山岸亜貴さんと結成したデュオです。二人でアンサンブルのコンクールの応募しては、色々な国を二人で旅したものです。

 さて、演奏動画のPaul Patterson(ポール・パーターソン)さんは今だにご活躍されているイギリスの作曲家です。タイトルのDuologueは対話という意味です。
 大抵の楽曲は2拍子や3拍子、4拍子の場合が多いですが、このDuologueはなんとも複雑で、なんと7/8(8分の7拍子)で始まります。7拍子というのはカウントしにくい数字ですから、無理やり分けます。この曲の場合は3+2+2でカウントします。
 さらに、それを速いリズムで、「1・2・3・1・2・1・2」と約1.2秒で数えます。
 そして、これが約2分半続きます。

 複雑さが少しお分かりいただけましたでしょうか?良かったら7拍子を1.2秒でカウントしてみてください。
 とてもおもしろい曲ですので、是非ご視聴いただければ幸いです。


ピアノを始めるときのピアノの選び方

 お子さんの生徒さんの中で、ピアノを始める際にどんなピアノを買ったらいいかをよく聞かれます。ピアノはいざ買うとなると場所も取りますし、音が出るのも気になります。せっかく良いピアノを買ってもすぐやめてしまうことになったら勿体ないですよね。どのくらい続ける気があるか、あるいはどのくらい続けられそうかを見極めながら、どのピアノが今一番合っているかを判断するとよいと思います。

◆ピアノの種類◆
①グランドピアノ
②アップライトピアノ
③電子ピアノ
以下でそれぞれの楽器について説明していきます。

 ①グランドピアノ・・・もしご予算に余裕があり、おうちが大きくてスペースが有り余っている方は迷わずグランドピアノを選んでください。グランドピアノは音の響き方や鍵盤に触って音が出るまでの感覚が一番自然です。これ以上のものはありません。(もちろんグランドピアノの中にもグレードはありますが。)

 ②アップライトピアノ・・・ピアノを長く続ける気持ちがあり、電子ピアノには抵抗がある方はアップライトピアノが良いと思います。アップライトは壁にくっつけて設置するのでスペースはそこまで取りません。それでいて、弦を響かせて音を鳴らす感覚を味わえます。グランドピアノほどの迫力は出せませんが、ピアノを専門で目指すということでなければバランス良く機能を兼ね備えていると思います。

 ③電子ピアノ・・・コンセントにプラグを差し込んで音が出るピアノです。スペースはアップライト同じくらいで、価格によって搭載されている機能と音色の再現性が変わってきます。電子ピアノは極めてピアノの音に似せた電子音ですので、生の音には敵いません。ですが、電子ピアノにしかない良さがたくさんあります。例えばピアノ以外の楽器(オルガンや弦楽など)の音を出せたり、気軽に自分の演奏が録音出来たり、電子ピアノ内蔵のピアノ曲を聴いたりすることができます。いつまでピアノを続けるかわからない、とりあえず始めてから様子を見たいという方は電子ピアノを選ぶとよいと思います。 
 次回の記事で電子ピアノを詳しく取り上げたいと思います。


第2回オンラインコンサート終了しました。

 8/2第2回トリオコンサートが終了いたしました。会場にお越し下さった皆様、またパソコンやスマホの前でお聴きくださった皆様、本当にありがとうございました。
 配信するために機器やマイクの設定をしながら、会場の設営、そして肝心のリハーサルもしなくてはいけないので、開演で5時間前にホールに到着したにもかかわらずぎりぎりでした。

 お世話になったイシイホールの石井さん。レコーディングができそうな程機器を取り揃えてくださいました。手元にマイクも用意してくださり、カメラに向かって叫ばなくても済みました。配信環境も整えてくださり、手ぶらで配信コンサートができる珍しいホールになるかもしれません!

 まだまだ慣れないことも多くお見苦しい点もあるかもしれませんが・・・、ホールで拍手をいただき、また実況で励ましの言葉をいただき、本当に幸せな時間でした!!本当にありがとうございました!