オーボエとピアノによる現代曲をアップしました。

 私のもう一つの活動であるDuo Epitaph(デュオ・エピタフ)の演奏動画です。Duo Epitaphはスイス留学時代に、同時期にスイス政府の奨学生であったオーボエ奏者の山岸亜貴さんと結成したデュオです。二人でアンサンブルのコンクールの応募しては、色々な国を二人で旅したものです。

 さて、演奏動画のPaul Patterson(ポール・パーターソン)さんは今だにご活躍されているイギリスの作曲家です。タイトルのDuologueは対話という意味です。
 大抵の楽曲は2拍子や3拍子、4拍子の場合が多いですが、このDuologueはなんとも複雑で、なんと7/8(8分の7拍子)で始まります。7拍子というのはカウントしにくい数字ですから、無理やり分けます。この曲の場合は3+2+2でカウントします。
 さらに、それを速いリズムで、「1・2・3・1・2・1・2」と約1.2秒で数えます。
 そして、これが約2分半続きます。

 複雑さが少しお分かりいただけましたでしょうか?良かったら7拍子を1.2秒でカウントしてみてください。
 とてもおもしろい曲ですので、是非ご視聴いただければ幸いです。