アンサンブル・フィラアルバ全3公演終演致しました。

横浜公演

 お陰様をもちまして、アンサンブル・フィラアルバ2021コンサートツアーを無事に終演致しました。
 まずは開催にあたり、福井の片山さん、石川の大徳さんに深く感謝致します。お二人なくしては、ツアー実現に至りませんでした。
 2年半前の第1回コンサートの打ち上げ時にうっすらと出ていたツアー開催のお話。その後新型コロナウイルスの出現により、コンサートの企画すら打ち出せない状況になってしまいました。コロナ感染者増減を気にしつつ、きっと今年の夏ごろには少しは収まっているに違いないとホールを押さえたのですが、蓋を開けてみれば第5波の真っただ中でした。私たちも本番直前の検査で陰性証明が出るまではドキドキしながら準備を進めていました。

 ラフマニノフのシンフォニックダンスは元々オーケストラのために作曲されています。それを5人で演奏すること、それは想像以上の苦労がありました。主要なメロディーをすべて拾いつつ、音楽の骨格を崩さない。めまぐるしく役割が交代している様子は、大変を通り越して爽快でもありました。5人で演奏しているからこその自由度もありました。アンサンブルでながら、ソロでも掛け合いも味わえる。そんな状態での40分でした。
 尊敬できるメンバーを同じ時を共有出来て本当に幸せな時間でした。記憶に残る大切なコンサートとなりました。

 コンサートを聴きに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。